物流センター所長の、仕事とサッカーとアウトドアのブログ

センスは知識からはじまる 水野学

 
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この本は、クリエイティブディレクター 水野学さんが書いた、センスについての本です。

いくつか、ちしき心に留まった言葉を紹介します。

センスとは数値化できない事象を最適化することであり、誰にでも生まれつき備わっています。

僕たちは美術となると、何の練習もなしに、いきなり実技をやらされますが
美術にも学科があって然るべきです。美術の歴史、美術の見方、どのような技法がどのように成り立っているか、そうした知識を学びながら実技も行なっていく。そうすれば、単に絵のうまい下手だけでなく、センスを育てる土壌ができるでしょう。

多くの日本企業では、つくり手にも経営陣にも「クリエイティブなセンス」がもっと必要ということではないでしょうか。(中略)日本企業を弱体化させたのは、市場調査を中心としたマーケティング依存ではないでしょうか。

調査だけに頼っていると自分は何がいいと思い、何が作りたいのか、自分の頭で考えなくなる。第二に、「調査結果で決めた」となると、責任の所在が曖昧になる。

企業の美意識やセンスが企業価値になる。これが今の時代の特徴です。

イノベーションは、知識と知識の掛け合わせである

みんなが「へぇー」と思うものは、ある程度知っているものの延長線上にありながら、画期的に異なっているもの。「ありそうでなかったもの」です。

デザインは装飾デザインと機能デザインで成り立っていますが、世の中にはあまりに装飾に偏った商品が多い。

センスが知識の集積である以上、言葉で説明できないアウトプットはあり得ません。自分のセンスでつくりあげたアイデアについて、きちんと言葉で説明し、クライアントなり、消費者なりの心の奥底に眠っている知識と共鳴させる。これがクリエイティブディレクターの仕事であり、ものをつくるということだと僕は考えています。

最終的なアウトプットとは、土台となる知識がいかに優れているか、いかに豊富かで、かなりの部分が決まってくると思うのです。センスがよい人は豊富かつ良識な知識を材料に発想しているはずだと。

デザインは細部に宿る。
ブランドは細部に宿る。

センスを磨く方法は、知識を集積することと客観的になること。
逆に言うと、不勉強と思い込みはセンスアップの敵です。

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