物流現場でのスマートデバイス活用
物流センターでは、pcやハンディターミナル等でのピッキング、検品作業などは以前から導入されていましたが、最近ではスマホやタブレット端末も活用されてきています。
それらに留まらず、今後ますますスマートデバイスを用いた物流オペレーションや管理が拡大していくものと感じていますし、実際に私の勤務している物流センターは300名程が勤務しており、現在は15台程のiPadを活用しています。
参考までに活用しているものを紹介します。
・タブレットpc・・・iPad Wi-Fiモデル(128GB)
・モバイルルーター・・・docomo HW-01H
モバイルルーターの必要台数は使用するエリアの広さや、区画・障害物などによって変わってきます。1台ごとにdocomoなどで通信契約する方法もありますが、モバイルルーターを導入し、Wi-Fi接続しています。
またモバイルルーターでWi-Fi環境を整えれば、個人のスマホをWi-Fiに接続することもできますし。(ただしこれについては使用ルールを定める必要があると思います。)
オプション
・iPadケース・・・破損防止
・bluetoothキーボード・・・レポート入力など、pcに近い感覚でき効率的
iPadで初期からインストールされているコミュニケーションツールは以下のものがあります。
・FaceTime ・・・i-OS同士での通話 *ビデオ通話も可能
・メッセージ・・・i-OS同士でのチャット
・メール
また、iPadの基本的な機能を用いて行っている事例をいくつか紹介します。
・商品の写真をデジカメで取り事務所に持っていく
→iPadで画像を取りメールまたはcloudで共有
・指示書を印刷して現場へ持っていく
→iPadで現場リーダーへメール
・月間や週のトピックスを作業計画表に書き出す
→カレンダーに登録し、複数のiPad同士でカレンダーを共有
・作業の工数をストップウォッチで計測する
→動画を撮影し、工数と動作を確認
以上のようにスマートデバイスを活用する事で、業務を効率的に進める事が可能になります。
もちろん上記はいくつかの例ですし、上記においても必ずしもスマートデバイスで行うのが良いというわけではないと思います。
ただ、私生活においてもはや不可欠となっている以上、仕事で活用することは、もはや必須な状況であると考えられます。