自己肯定感を上げるために朝活を辞めた話

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2023年の目標

早起きをして朝活を習慣化したい

2022年の年末、新しい手帳も手に入れて、2023年の目標を立てました。

『早起きをして朝活を習慣化し、有意義な朝時間を過ごす』

きっかけは、YouTubeで有意義で余裕のある朝時間を過ごしている動画に憧れたこと。

そして、私のテーマである「コツコツ」を、朝時間を使って積み上げたいと思いました。

もうひとつは、早起きをすることで自分への自己肯定感を上げたい! と思ったこと。

早起き自体は、過去に何度もトライしていて、

ちゃんと自分で決めた時間に起きることができると、それだけで「私やったやん!天才!」と、

その日いちにちハッピーに過ごせるという経験をしていました。

コツコツと早起きを積み重ねて、自分に自信を持ちたい、と思いました。

2022年12月27日に手帳に書いた、新年の目標

実践したこと

2022年11月に、2023年版の「朝活手帳」を購入。

それから2023年の4月半ばまで、いろいろと試行錯誤して早寝早起きにチャレンジしました。

参考にした書籍は、

  1. 「昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です~明日が変わる大人の早起き術~」井上皓史・著
  2. 「ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方」池田千恵・著
  3. 「朝活手帳」池田千恵・著

主にこの3冊。早寝早起きへの興味、憧れがどんどん膨らんでいきました。

睡眠時間を削ってしまうと、絶対に長く習慣にすることはできないので、

毎日7時間の睡眠時間を確保し、寝る時間をきちんと決めて、毎日決まった時間に起きて朝活をすることを目標にしました。

その上でいろんな時間での早寝早起きに挑戦しました。

  1. 22時就寝・5時起床
  2. 22時半就寝・5時半起床
  3. 23時就寝・6時起床

一番の目標は、1.の22時就寝・5時起床でした。

5時に起きることができれば、朝時間がたっぷり取れて、とても有意義に過ごすことができます。

他にも、基本は毎日5時起きで、水曜・土曜のみ6時起床にして、ちょっとだけ睡眠時間を多く取って朝活短縮日にする、とか。

いろんな就寝時間、起床時間を試しました。

朝活でやったこと

朝時間でやりたいなと思っていたのは、

  1. 手帳タイム
  2. 読書
  3. 仕事に関する勉強
  4. 健康に過ごすためのちょっとした運動(ストレッチ、散歩、ラジオ体操など)

これらを、日ごとに今日はこれ、今日はこれ、と決めて実践しました。

5時起きができた日は、手帳タイムして、読書して、ストレッチして、と複数をクリアすることができます。

これが本当に気持ち良い。自己肯定感が上がるのを感じます。

挫折!!!!

3月後半から、4月半ばまで、仕事やプライベートでいろんなことが重なって、精神的にとても落ち込む時期に入っていました。

早寝早起きも、どんどんできない日が増えて、「朝活手帳」も真っ白な日が続く。

このメンタルの落ち込みは、「早寝早起きをしないといけない」という毎日も関係している?

そして、早起きをするのをやめる決断をしました。

挫折理由を自己分析したので、挙げていきます。

挫折の理由

眠い

なによりこれです。とにかく眠い。

朝活をしている最中にもとんでもない眠気が来る日がありました。読書しながらウトウトしたり。

日中仕事をしていても眠い。

夜、晩御飯を食べた後眠気が来て、寝落ちしてしまう。

朝起きるのは起きられるんです。アラームが鳴ったら起きられるんです。

そういう意味では、私は早起きが不可能な人間ではないはず。

7時間は睡眠時間をちゃんと確保していて、無謀な早起きではないと自負していました。

でもひたすら寝不足が溜まっていく。

新しい生活リズムに身体が慣れたらきっと変わるはず、と信じて続けても、眠気と闘う毎日は辛かったです。

さらに土日の仕事がお休みの日、本当にまるまる一日、ひたすら眠ってしまう日が増えました。

時間を有効に使いたくて朝活を始めたのに、週末が寝てつぶれて時間がなくなる。

これってどうなの?

だったら、毎日しっかりたっぷりと寝て、土日も同じ時間に寝起きをするようにして、

週末の時間を有効に使う方が良いのでは? と考えました。

そしてそもそも、私は7時間睡眠じゃ足りないんだ、と気づき、

自分がロングスリーパーの傾向があることを自覚しました。

自分にとって少ない睡眠時間の日々を続けたことも、メンタルが落ち込む要因になったのかな、と思っています。

夜型人間が「早く寝なければいけない」毎日を過ごすと

私は昔からずっと夜型人間でした。

夜になると元気になる。夜が楽しい。

学生時代は夜中まで空いている飲食店でアルバイトをしており、閉店や締め作業までやっていました。

早く起きるためには、当然早く寝なければいけない。

夜型の私が、早寝にチャレンジすることになったのです。

22時に寝るためには、20時にはお風呂に入ったりの準備を始めて、

21時半には用事や家事も終わらせ、寝る態勢にしとかないといけない。

そうなるとどうなるか。

「夜に何もできない!」という気持ちがどんどん積み重なりました。

スマホを触ったり、金曜ロードショーで好きな映画を見たり、そんな夜の余暇の時間がほとんどゼロになる。

そんな余分な時間を削って、朝にたっぷり時間をつくって有意義なことに充てるわけですから当然なんです。

夜にやりたいことを朝に回せばいいだけなんです。

でも、夜型で生きてきて、夜の時間を楽しみたいという思いがずっと根底にあることに気づかされました。

ちょっと夜にダラダラとしてしまって寝る時間がずれると、また落ち込む。次の朝眠い。負のループに入ってしまったり。

ここまで来ると、じゃあなんで朝活しようと思ったんだ、と言う話になりますね。

その他にも、時々友人と食事に行ったりして、夜のスケジュールが変わった時、

(ああ22時には寝ないといけないのに、今から帰ってお風呂に入ってってしてたら間に合わない……)

せっかく楽しかったのに、頭のどこかでそんなことを考えてるのも嫌でした。

22時就寝は、なにかイベントがあると簡単に崩れ去ってしまいます。

そんな感じで、夜を好きに過ごせないということも挫折の大きな要因になりました。

こちらは主にメンタル面に影響したと思います。

「朝活手帳」にも、「早寝問題」は根が深い、と書かれてありました。

きっと多くの人が悩んで、試行錯誤するポイントなんでしょうね。

そもそも、朝じゃなくても時間はある

朝時間を有効に活用しよう、と提案している本に書かれていること。

「朝、家族が起きてくる前、あるいは会社の人たちが出勤する前の時間を、自分が自由にコントロールできる時間にして有意義に過ごす」

本当にそもそも、そもそもの話になりますが、

私はひとり暮らしで、仕事も基本在宅ワークなので

無理やり朝早くにまとまった時間をつくらなくても、時間は、あるんですよね!!

自分で意識して時間をつくりさえすれば、朝以外にも私には時間はある。

この事実に自分で気づいた時、愕然としました。

「朝活したい」「早起きできる人間になりたい」

という憧れで、早寝早起きをしなければ! という凝り固まった思考に支配されてしまっていた気がします。

また、「自分で決めた早い時間にちゃんと起きられると、それだけで自己肯定感が上がっていちにちハッピーになる」

という経験を、過去に何度もしてしまっているからこそ、そのハッピーな気持ちを求めて早起きにチャレンジしていたところもあるように思います。

その結果、もちろん早起きできた日は良いのですが、起きられなかった日は「私はダメな人間だ……」と落ち込んだり、

「今週は〇日しか早起きできなかった……」と空白の多い「朝活手帳」を見て落ち込んだり、

「朝活はできたけど、夜ウトウトして家事が全然できなかった……」と毎晩反省したりの毎日に、

気持ちが疲れてしまいました。

挫折を経て、8時間睡眠とちょびっとの朝活

早寝早起きには憧れるけれど、私には向いてないのかもしれない! と気づいてから、

2023年5月のまるまる一カ月を使って、新しい生活習慣にトライしてみました。

それは、

「毎日週7日、23時就寝・7時起きの8時間睡眠。ちょこっとだけの朝活」

の実践です。

これが今のところ本当に良い感じで、驚いています。

日中眠くならない。食後などに少し眠くなっても、10分程度の仮眠ですぐに復活できます。

土日もひたすら眠るという事態になっていません。

1時間睡眠を増やしたくらいでそんなに違うか? とも思うのですが、なんだか体調も良いです。

毎日たっぷり眠れた、という満足感からか、メンタルも安定しているようで、5月は気持ちの浮き沈みがほとんどありませんでした。

メンタル面と言えば、夜時間の満足感も影響しているように思います。

23時就寝だと、寝る前に30分~1時間の自分時間が取れて、手帳タイムにしたり、のんびりしたり、好きなことができる時間ができます。

また、23時就寝であれば、どんなに仕事が忙しくて残業しても、夜に食事などの出かける予定があっても、大体間に合います。

毎日寝る時間と起きる時間を統一できたことで、生活習慣も整ってきたことでメンタルが安定して、

自分に落ち込んだり、モヤモヤが膨らんでいくことがなくなったのはとても大きいです。

そして今は、7時に起きて、最低限の朝活として、

①15分の最低限の手帳タイムと、②10分の読書 

だけを毎日継続しています。

もっとやりたいことがあるけど、今の私が無理なく続けるのはこれが精一杯と割り切っています。

まとまった手帳タイムは、週末や祝日といった仕事が休みの日にまとめてとることにしました。

手帳は趣味で以前から書いていましたが、読書がだいぶ習慣化されてきて嬉しい。

ささやかな10分だけでも、毎日積み重ねると効果があるということを実感しています。

仕事の勉強は、土日の日中の空いている日にやるようにしました。

しっかり毎日寝てるので、週末に疲労困憊になることもなく、「よしやるか!」という気持ちになります

でも、それでも土日に昼寝をしてしまう日もあります。どんだけ寝たいの私、と自分にびっくりしますが、

以前のように1日中眠り続けて、休日が秒で消えた、ということにはならずに済んでいます。

自分に自信をつける方法はひとつではない

「早起きして朝活できると、自分に自信が持てる」

という実感が欲しくて、始めた早寝早起き習慣化計画でした。

今は、自分にあった睡眠時間をしっかりとって、生活リズムをきちんと整え、最低限の小さなことでも毎日積み重ねることが、

少しずつ自信にかわり、自己肯定感が上がってきているように思います。

いかに「コツコツ」を積み重ねて、より良い毎日や人生を過ごせるかがずっと根底にある私のテーマ。

早い時間の朝活に、いまも大きな憧れはあるので、いつかまた挑戦して試行錯誤するしれません。

でもとりあえず今は、今の私が継続できる生活習慣を続けていきたいと思っています。

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