nosh【ナッシュ】は、健康的なメニューが冷凍で自宅に届く、主にひとり暮らしの人向けの宅配食サービスです。
最初の10食を体験し終えた感想
先日新しくnoshの申し込みをして、初回の10食を食べました。
結果的に、noshを始めてみて、大変美味しく、大正解で良かったと思っていて、今後も続けていこうと思っています。
私のように、宅配の食事サービスを利用しようか迷っている方、良いことばかりじゃない意見が知りたいという方に向けて、
私が感じた、noshのメリット・デメリットをレポートします。
実際にどんなふうに届くのか、実物はどんな感じなのか、写真入りでレポートした記事もアップしていますので、ご興味のある方はそちらもぜひご覧ください。→
noshを始めるキッカケ
私はひとり暮らしで、在宅で仕事をしています。
そのため、毎日毎食、自分で用意して食べることになります。
在宅仕事になってから体重の増加が激しいため、晩御飯はあまり食べないようにしているので、問題は朝ごはんと昼ごはん。
定期的にスーパーへ買い物に行って、毎日毎日ごはんをつくって、食べて、調理に使った道具と食べ終わったお皿類を洗う。
がんばって時間をかけて料理をしてみても、一人で食べると、時間をかけてもせいぜい30分程度で食べ終わります。
食べる時間と、それ以外の買い物・調理・後片付けの手間が、全く割にあわないと思っていました。
かと言って、レトルトのカレーや袋麺やパスタなどの時間のかからない料理ばかり食べていると、明らかにカロリーオーバーだし栄養も取れない。
どうしたものかと考えていたころに、偶然Twitterでnoshの広告を目にしました。
(ごはんが家に届いて、チンするだけで食べられるのか……)
(いやでも、たかだかひとり分の食材を買う手間とか、ひとり分の皿を洗う手間を面倒くさがって、こういうものに手を出したら、人間としてダラけてしまうのでは……)
(まぁ機会があればこういうのに頼るのもいいのかもな。そのうち考えるか)
とか思って最初はスル―したのですが、
最近の広告ってよくできているもので、一回noshに興味を持ちクリックしてホームページを閲覧すると、Twitterでは広告がさらに頻繁にタイムラインに流れてくるし、他のホームページを見ていてもバンバンnoshの広告が表示されるし、
何度も何度も目にするうちに、
「ええいマズかったら一回でやめればいいや!」
と半ば勢いで申し込みました。
私のnosh利用プラン
noshは自分の生活スタイルにあわせて、配送間隔と、1回に何食届けてくれるのかを選ぶことができます。
- 配送間隔は、1週間に1回、2週間に1回、3週間に1回から選ぶ
- 食事数は、6食プラン、8食プラン、10食プラン、20食プランから選ぶ
さらに、食事の内容も、自分で好きなメニューを選んで注文することもできるし、おまかせで選んでもらうこともできます。
私は、朝ごはんは引き続きがんばって用意することにして、昼ご飯にnoshを利用すると決めて、
2週間に1回の配送で、10食プランを選びました。
そして食べ物の好き嫌いもないので、おすすめのおまかせメニューを自動的に選んでもらって配送してもらうようにしました。
noshのメリット
①圧倒的な家事の時短
やっぱり第一のメリットはこれに尽きます。
宅配してくれるので買い物しなくていいし、レンジで5分~7分チンすればすぐに食べられるし、食べた後の容器はそのまま捨てればいいので洗い物もナシ。
noshに興味を持ったのも、食事にまつわる家事の時間がかかりすぎて割に合わない、と思っていたからだったので、
- 買い物に行かなくてよい
- 調理をしなくてよい
- 洗い物をしなくてよい
生活の中でこれはかなり大きかったです。
実際には、朝ごはんは引き続きつくっているので、買い物に行くのがゼロになったわけじゃないし、noshのお昼ごはんのときも別で白ごはんを用意しているので、そのお茶碗やお箸の洗い物は発生しているのですが、
スーパーへ買い物に行く頻度をかなり減らすことができて、さらに一度に買って帰る量が軽くなってずいぶん楽になったし、
洗い物も、調理器具の洗い物がないので、お茶碗とコップだけだと一瞬で終わります。
さらに(今日は何をつくろう…冷蔵庫には何があったかな…)と悩む時間もゼロに。
毎日の中の1食がこれだけ楽になると、家事に対するストレスが激減しました。
②毎回違ったメニューが食べられる
ひとり暮らしで、毎日違うメニューをつくるとなるとかなり大変です。
いろんなメニューをつくるためにいろんな食材を買っても、なかなか上手に使い切れないし、いっぱい買いこむとなると買い物も大量になって大変。
また、朝ごはんは卵料理とパン、とか毎日決まった料理でもなぜかあまり飽きないけど、昼ごはんに同じメニューを何日も連続で食べるとめちゃくちゃ飽きる。
その点、noshでは、自動的におまかせで選んでもらうプランにしたので、10食がすべて違うメニューで配送されます。
毎日、冷凍庫の中で一番先に目についたメニューを選んで食べるようにしていたのですが、
「今日はハンバーグか」「今日は中華か」と毎食ワクワクしながら食べていました。
さらにnoshのメニューは、糖質30g以下、塩分2.5g以下と、健康にかなり配慮されています。
2週間に1回の10食プランだった私は、
2週間(14日間)のうち、10日間はヘルシーな食事をしているので、残りの4日は外食をしたり、簡単なパスタなどにしても、罪悪感を感じることなく食べることができて、健康的にも精神的にも良かったです。
③利用者にとって便利な配送設定ができる
noshの配送は、1週間に1回、2週間に1回、3週間に1回のうちから選びますが、基本的に毎回、自分で決めた曜日・時間帯に届くように設定します。
例えば、
「毎週土曜日午前中に配送」
「2週間に1回木曜の19時から21時に配送」
と自由に設定できます。
自分の配送スケジュールは、マイページからすぐに確認できます。
次回の配送日に在宅ができず受け取れないという場合は、4~5日前までにマイページから変更すれば、配達の日にち・時間を変えることができます。
さらに、「今週は外食が続いて、前回届いたメニューがいっぱい残ってる」といった場合、配送を止めるスキップ機能があります。
食べきれていないのに次々に届いても冷凍庫がパンパンになってしまうので、これは良い機能だと思いました。
スキップした分に対しては料金はかかりません。
そしてnoshは、購入の回数・期間の制約がないので、いつでも辞めたくなったら解約することもできます。
このように、利用者にとって、かなり利用しやすく柔軟に配送サービスがつくられていているのが、大きなポイントです。
仕事が忙しくて、家での食事の回数が週によってまちまちだったり、仕事のお休みがバラバラで配達を受け取れる日が流動的な人も、
うまくこれらの機能を使えば、便利にnoshを利用できるのではないかと思います。
noshのデメリット
①1食の量が多くない
noshのメニューは、あくまでおかずなので、私はこれだけではお腹いっぱいにはなりません。
私は食いしん坊なので、最初の最初に実際に届いた食事を見たとき、(えっこれだけ??)と感じてしまったことは事実です。
ホームページに載っている写真は、お皿に盛られていてボリュームたっぷりに見えるので、最初はかなり実物とのギャップを感じてしまいました。
副菜の中には、本当に量がちょびーっとだけのものも……。
特に男性にとってはさらに物足りないのではないでしょうか。
私の場合、noshの食事のほかに、白ごはんと、即席でつくるお味噌汁を用意して、お昼ごはんとしています。
これでもお腹いっぱいにはなりませんが、腹八分目と考えるとちょうど良いのだと思います。
なので、よく噛んでゆっくり食べて、お昼ごはんをこれで終えるようにしています。
実際に食べ過ぎることがなくなって、ダイエットの効果もあります。
ホームページに載っている写真のまま、お腹いっぱい料理が食べられるとイメージしていると、ちょっとがっかりするかもしれませんが、この量とうまく付き合っていくと、かなり健康的になれると思います。
②料金が安くない
私のプラン場合、10食の合計5,990円で、それにプラスして送料が913円かかります。
(実際には初回のみ300円引きの割引がありましたが、以下の計算には含めていません)
5,990円+913円÷10食=690円 となり、
1食あたり690円
という計算になりました。
noshは注文し続けるとどんどん料金の割引率が高くなっていくしくみで、18回以上注文し続けると1食につき最大100円割引となります。
私は2週間に1回注文するプランなので、およそ9カ月ほど注文し続ければ、1食590円になります。
1食690円、9ヶ月後には590円。
この価格が高いか安いか、どう感じるかは人それぞれだと思いますが、おかずだけでこの値段は、私にとっては安くはないな、と感じています。
例えば今後、料理のクオリティーが下がったり、料理の量が少なくなったりするようなことがあれば、
この金額には見合わないと判断して、即座に解約すると思います。
ですが今のところ、料理の美味しさ、家事の時短、家に届けてくれる楽さなどをふまえると、妥当な価格かなと思っています。
配送料は、私が住む関西圏は安い方で、関東だと1,078円、九州だと1,100円と、地域によって変わってきます。
住む地域によって物価も変わるので、自分が住む地域での送料も加味した金額で検討して、割にあっていると感じれば、noshを続けていくのがおススメです。
③好き嫌いが多い人には向いてない
幸い私は好き嫌いがないので、どのメニューも美味しくいただけていますが、苦手な食材・調理法が多い人にとっては、noshは向かないかもしれません。
noshのホームページの、メニューのページには、「食材フィルタ」を選べるところがあり、避けたい食材を選ぶことができるのですが、
選べる食材がかなりざっくりしています。具体的には、
①小麦、②卵、③乳、④そば、⑤えび、⑥かに、⑦落花生、⑧魚、⑨豚肉、⑩鶏肉、⑪牛肉、⑫さけ、⑬さば、⑭大豆、⑮いか、⑯やまいも、⑰オレンジ、⑱ごま、⑲カシューナッツ、⑳あわび、㉑いくら、㉒キウイフルーツ、㉓バナナ、㉔もも、㉕りんご、㉖くるみ、㉗まつたけ、㉘ゼラチン、㉙アーモンド
となっています。
例えば「きのこ」が苦手な場合、選択肢にはきのこは「㉗まつたけ」しかなく、
まつたけを選んでフィルターで除外設定にしてみても、
「きのことチーズのトマトハンバーグ」のメニューは候補に残っていますし、
しめじが副菜に入っている「焼き鳥の柚子胡椒」のメニューも候補に残ったままです。
また、ヘルシーなメニューが多いため、鶏肉の料理が多いです。
例えば鶏肉が苦手だとして、食材フィルターを「⑩鶏肉」と設定してみた場合、
50種類以上あったメニューが、10種類程度に減りました。
おすすめで自動的に選んでもらうだけではなく、1食1食を自分で指定することもできるので、
各メニューの詳細を見て、どんな食材が入っているかをチェックすれば、自分が食べられるメニューばかりを注文することは可能ですが、ちょっと手間がかかるかと思います。
以上のように、苦手な食材が多い人にとっては、注文する手間がかかったり、選べるメニューが限定されてしまったりするかと思います。
私はnoshを続けていきます
以上がnoshを体験してみて感じた、メリットとデメリットです。
このサービスの良い面、ちょっとどうかなという面の両方を考えてみた結果、
それでも私にとってはとても便利で良いサービスだと思うので、このまま続けていこうと思っていますし、興味のある方にはおススメします。
noshは継続的に新メニューが出されているということなので、長く飽きずに続けていけると良いなあと思います。
実際に初回に届いた様子のレポートの記事も書いています。実際に届いた様子、実物の様子などご興味のある方は、ぜひそちらもご覧ください。→
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