『続ける思考』井上新八・著 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
継続・習慣化のための仕組みづくりの方法や、
著者の体験をもとに、何かを「続ける」ことでどうなるか、を知ることができます。
ブックデザイナーであり、”習慣家”であるという著者の井上新八さん。
「趣味、継続」だそうです。
この本をきっかけに井上さんを知り、井上さんのX(Twitter)をフォローしました。
本当に毎日本を読んで画像と共に感想をアップしているし、
映画の感想もめちゃくちゃ頻繁にあげてるし。
noteも書いてるし。
ガチな人や! 本当に継続を実践してる人や! と驚きました。
ドッグイヤーだらけになるほど良い内容がたくさんありました。
ガツンと来た言葉を2つ紹介します。
「小さなこと」続けていくと、「自分との約束」を守り続ける癖がつく。
この癖をつけていくことで、勝手に「やり抜く力」が身についていく。
「自分はやり抜ける人間だ」ということを、自分が守った約束の数が教えてくれる。
149ページより
以前から、「継続できる人」に強い憧れがあります。
自分が何をしても続けられない人間だからです。
毎朝の早起きを決意してもすぐに辛くてやめちゃうし、手帳も1年間使い続けることができないし、本を読みたいと思っても時間がないと言い訳してスマホをひたすら触って時間を消費して、ダイエットしなきゃと思っても全く続かず。
続けることができない、ということを繰り返して、自己肯定感が下がり続ける人生。
コツコツができる人間になりたい、と思ってこのサイト名も『コツコツdiary』にしたんです。
この本に出会って、改めて、
「継続」をすることで、自分に自信を持てる私になりたい!
と強く思いました。
どんなくだらないことでも続けていたら、そこにはきっと何かがある。
「目的」なんて、あとになって「このためにやってたのか」ってわかってくるくらいでちょうどいい。
200ページより
何かを始めるとき、(これやって何か意味ある?)という考えにとらわれていたように思います。
例えば私の趣味である手帳。
これ手帳に書いて何か意味ある?
これを記録してもなぁ。
どうせ読み返さないしなぁ。
と、内容に悩んで書けなくなって、手帳を使い続けることができなくなって途中で挫折、という繰り返し。
でも、「私は手帳に字を書くことそれ自体が好きなんだ」と思えるようになりました。
手帳に限らず、どんなことでも、コツコツを続けていたら、その先に何か見えるかもしれない。
そんな大層なものがなくても、続けてきたこと自体が自分の歴史になる。
目からウロコがボロボロ。目的とか目標なんてなくていいんだと。
早起き、家事、仕事、散歩、ゲーム、手帳、ピアノ、SNS、読書、etc…..
やりたいこともいっぱいあって、やらないといけないこともいっぱいある毎日。
「少しずつを継続」という方法で、ちゃんと両立できるんだと背中を押してもらった気分です。
あと、ゲームをするとかマンガを読むとか、生産性がないように思える趣味を、
趣味だからやりたくてやり続けたいんだ!
という気持ちを大きく肯定してくれたように思います。
忙しい毎日ではどうしても後回しになっちゃってたけど、それも大事にして良いんだ。
私も継続したい! コツコツを続けたい! という気持ちでいっぱいになっています。
実践。実践。
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