2022年もあっという間に後半戦。
手帳好きにとっては、来年の手帳の販売が開始され始め、
ラインナップを眺めてはワクワクしている毎日です。
私の手帳の使い方は、相変わらず試行錯誤を繰り返し中で、
今年の前半とはかなりスタイルが変わってきました。
今後、手帳の運用で迷った時のために、今現在の私の考えを備忘録としてまとめてみました。
手帳の使い方の変化

今年の初めは、手帳を用途ごとに複数使い分けるスタイルでスタートしました。
用途別に、
- モーニングページ
- TO DO LIST
- 何でも書く雑記ノート
- コレクションノート(カードやチラシなど紙モノの思い出を貼る・ピアノ練習の振返りをまとめる)
- 3行日記、習慣トラッカー
- お出かけ用手帳
と、6冊を使い分けていました。
具体的な手帳・ノートの種類のご紹介はこちら⇒
【モーニングページ】手帳1冊使い終わり報告と現在の手帳の使い分け【ロルバーン4冊目】
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そして、今現在の使い方としては、
上の「1.モーニングページ、2.TO DO LIST、3.雑記ノート、4.ピアノの振返り部分」を1冊にまとめて使用しています。
使用していたのは「ロルバーンダイアリーHAyU Lサイズ」のシカ。

このHAyUシリーズは私にとって、デザインがどストライクでした……かわいすぎる。
この手帳を7月の頭から8月の頭まで使用し、ちょうど一カ月くらいで使い終わり。
8月からは同じシリーズのネコの表紙の手帳を使っています。

用途ごとに手帳を分けていたのを、できるだけ1冊にまとめよう、と工夫中です。
手帳を一冊にまとめていった理由
ここ最近、よりよい手帳の運用について学びたくて、3冊の本を読みました。
- 人生は1冊のノートにまとめなさい/奥野宣之・著
- バレットジャーナル 人生を変えるノート術/ライダー・キャロル・著、栗木さつき・訳
- 続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート/Emi・著
この3冊で紹介されているノート術の大きな共通点は、
- ノートは1冊にまとめる
- ノートの前から日付順に書き進めていく
というところです。
厳密に言うと、この3冊のノート術は全く違います。
「人生は1冊のノートにまとめなさい」はライフログがメイン。
「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」はバレットジャーナルを使ってのタスク管理も含めた自己啓発。
「もっともっとマイノート」は、生活の中で心が動いたことだけをマイノートに書き、心の貯金通帳にする。
どの本もワクワクする内容で、おもしろくて学びがあり、実践したくなる内容でした。
詳しく紹介すると膨大な長さになってしまうのでまたの機会に。
これらの本から影響を受け、
「自分」は一人な訳で、その一人の「自分」について書く手帳は、1冊にどんどんまとめていった方が良いのかも?
と思うようになり、実践しています。
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私のルールは「前のページから順番に書いていくこと」のみ。
とある日の私の手帳は、
- 見開き1ページに朝一番に書くモーニングページがあり、
- 次のページに、その日のTO DO LISTがあり、
- 次のページから、日中に気まぐれに書いたメモやログがあり、
- 日によって、見たテレビ・映画の感想や、将来についての考え事などの走り書きが続き、
- 次のページからまた翌日のモーニングページ
といった感じに、同じ手帳に内容を限定せずどんどん書き進めていっています。

手帳の一元化と複数使いのメリット・デメリット

手帳を1冊にまとめる、あるいは複数の手帳を使い分ける。
それぞれを経験して、良いところと、ここは使いづらいなぁと思うところをまとめました。
手帳の一元化のメリット・デメリット

メリット
- 1冊にどんどん書き込んでいくのでページの消費が速い
- 飽き性な私にはピッタリ。1冊およそ1カ月のペースで使い終わる
- 手帳をめくる度に、いろんな内容のページが出てきて振り返るのが楽しい
- この日のことはすべてこの手帳に書いてある、という安心感
- あちこち探さなくていい
- 「今日は手帳書けなかったな」という日がグッと減る
- 例えば、今日はモーニングページは書けなかったとしても、TO DO LISTは書けたから「今日のページ」は存在する、という継続の達成感を得やすい
- 一週間を振り返ろう、としたとき、読み返しモレが減りそう
デメリット
- 同じ目的のページを振り返るのに、ページをめくる手間がかかる
- 「前日のTO DO LIST」まで戻るのに、①今朝のモーニングページ、②前日の日中に書いたメモページ、を越えて戻る必要があり、若干のワンステップが必要になる(TO DO LISTのみの手帳だと、前ページを見ればOK)
- 手帳の大きさが限定される
- 私の場合、その日のTO DO LISTのページを開きっぱなしで常に机の上に置いているので、必然的に大きな手帳・ノートは使いづらくなる
- ページの消費が速いので、たった2カ月前のことでも、以前の手帳を取り出して見返す必要がある
手帳を複数使い分けるメリット・デメリット

メリット
- 好きな手帳、気になるノートを同時進行で試すことができる
- 使う用途によって、手帳の大きさ、ノートの罫線の種類などを分けて、気持ち良く使うことができる
- 同じテーマの内容を振り返りやすい。1冊を使う期間が長いので、長期の目線で振り返ることができる
- 複数使っている手帳のうち、どれかが使い終わって新しくなると、心機一転感が出て心地よい。他の手帳の運用にも良い影響がある気がする
- 一日の中でいろんな種類の手帳に触れるので、新鮮な気持ちになれて楽しい
デメリット
- 1冊の使い終わりまでが長い
- 一日半ページずつ使っていくような場合だと、1冊が終わるのが本当に長い
- 使い分けを明確にしておかないと、書く内容がダブったり、「あれ?どこに書いたっけ」「これはどこに書くべき?」ということが起こる
- 1年前の〇月を振り返ろう、となったとき、複数の手帳を振り返る必要がある
- 当時どんな使い分けをしていたか覚えておかないと、読み返しモレが出てくるかも?
結論:どっちも良い

いやー、結局行きつくところはこうですね。
手帳を1冊にまとめて使うのも、
手帳を複数同時進行で使ってじっくり楽しんでいくのも、
デメリットを補って余りある、それぞれの楽しさがあります。
どっちもアリ! どっちも楽しい!
それぞれのメリット・デメリットを考えてみましたが、
私にとってはメリットの方がとても大きいので、どちらの使い方もとても良くて、とても好きです。
一般的に言うと、外出先で手帳タイムを取ることが多い人は、一元化したほうが使いやすいのかな?
私のように、主に手帳を開くのは家の中、という人は、何冊も使い分けても有効に使える気がします。
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今はできるだけ1冊のロルバーンダイアリーにまとめていくのがマイブームですが、
今後「使いづらいな」ということが出てきたら、柔軟に使い方を変えていきたいし、
もしかすると以前よりも、もっと多くの数の手帳を複数使いすることもあるかもしれません。
使いたい手帳やノートは無限に出てきますからね……
でもそれで良いんだと思います。
「手帳とはこう使わなければならない」
という思い込みを捨てて
いろんな手帳術の良いところを取り入れつつ、今の自分にあった手帳の運用方法を、これからも模索していきたいです。
ロルバーンダイアリーLサイズの絶妙な大きさについて

今回、手帳を一元化していくにあたって、ロルバーンダイアリーのLサイズの手帳を選びました。
理由としては、
- 使ってみたい表紙の手帳があった
- 机の上に置いておいても邪魔にならない大きさ
- いろんな内容を書くので、罫線じゃなく方眼が良い
というところからです。
まぁ、実のところシカロルを使いたい!というのが主な理由です。
ロルバーンはLサイズのノートを、以前モーニングページやTO DO LISTとして使っていたことがあります。
今回メインの手帳として1冊使い切ってみて、
このLサイズの大きさって、本当に絶妙に良いな!
と改めて感じました。
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ロルバーンダイアリーのLサイズは、B6サイズに近い大きさ。
1ページのサイズは、横13.3cm、縦17.8cm。
DELFONICSの公式ページでは、
手のひらを広げた時よりも一回り大きいサイズで、
書き込むときにもちょうどいいスペースが確保できます。
DELFONICS WebShop 【Q&A】手帳に関する素朴な質問に答えます より
と紹介されています。
私の個人の印象では、
- A5サイズに比べて、1ページがすぐに埋まる
- かと言って1ページは小さすぎず、たっぷり書いている感じも味わえる
- 1ページが数行だけで終わってしまったとしても、シールやマステでページを簡単に埋めることができるし、または空欄のままにしておいても罪悪感がない
- 机の上に開きっぱなしで置いておいても邪魔にならない
という点が魅力です。
どんどんページが埋まって次のページ、次のページ、と行くのが楽しくて、
飽き性な私にはとてもピッタリだなぁと感じています。
ロルバーンダイアリーの特徴である、たっぷりのメモページ数と、シンプルな方眼のみのページ構成も自由度が高くて良いです。
ロルバーンダイアリーの中では、表紙のバリエーションが一番多いのもLサイズですし、
ホームページでも一番人気と紹介されていて、とても納得できます。
本当に使いやすい、と改めて実感しています。
手帳を一元化していく間は、今のところ今後もロルバーンダイアリーを使っていくつもりです。
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チラシや紙モノの思い出を残していくコレクションページは、A5サイズのロルバーンダイアリーで継続中です。
A5サイズの手帳の方が、A4の紙を貼るのにとても使いやすいのです。
これだけ独立して今後も別の手帳を使い続けるか、
それとも、今使っている手帳が終わったら、これもロルバーンダイアリーのLサイズにまとめていくか、思案中です。


手帳を書くのは、いつか見返す日のため
今回紹介した3冊の手帳術の本を読んで思ったことは、
私にとって手帳を書くことの一番の目的は、「あとから見返す日のため」だと。
今、こんなことを考えている、こんな1日を過ごしている、こんな目標を持っている。
それを書き留めておいて、数週間後、数か月後、数年後に見返した時、
書いたころより、一歩でも二歩でも成長している自分でありたい。
自分の成長を実感したい。
そのために、今後もいろいろと試行錯誤して、
書きやすく・続けやすく・見返しやすい方法を模索していきたいと思います。

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